坐骨神経痛とは
腰痛治療の際に、坐骨神経痛という名前をよく耳にします。では、坐骨神経痛とはどういったものをさすのでしょうか。こちらでご紹介いたします。
坐骨神経痛とは何か
坐骨神経は、背骨からお尻、太ももの後ろを通りふくらはぎまで繋がる神経です。坐骨神経痛はこの神経の通り道が痛くなる状態をさしますが、これは病名ではなく症状名です。その症状の中に、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脊椎分離すべり症などの傷病があり、仙腸関節炎や梨状筋症候群といった類似症状をくくった呼び名があります。
若い人には腰椎椎間板ヘルニアが多く、急激に発症した腰椎椎間板ヘルニアの場合はしばらく安静が必要です。その次に多いのが、梨状筋症候群です。梨状筋症候群は主にスポーツや仕事などの疲労によって現れる痛みで坐骨神経痛も伴う症状です。
腰椎椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。そのクッションの後ろに神経が通っており、その神経を椎間板が圧迫することによりしびれなどが発生します。
椎間板ヘルニアの痛みの原因にはその圧迫が関係しているのですが、さらに詳しく原因を探ると、椎間板を含む関節の炎症や圧迫されている部分の炎症が直接的な痛みの原因となっていると言われています。そういったことから椎間板ヘルニア治療は、出っ張ったヘルニアを引っ込めることだけではないということが分かります。
梨状筋症候群
仙骨といわれる腰の部分の脊椎と腸骨といわれる骨盤との関節が仙腸関節です。これがズレたりゆがんだりしている場合、仙骨から大腿骨へと繋いでいる梨状筋にも肥厚や萎縮が生じそれによって坐骨神経が圧迫され、足が痛んだり、しびれたりする症状が現れるのが梨状筋症候群です。
足のしびれや腰痛が3ヶ月以上長く続くような時には、梨状筋症候群の可能性があります。その場合は仙腸関節が原因の場合もありますので、接骨院・整骨院にご相談ください。
横浜市旭区近辺で腰痛にお困りの方は、鶴ヶ峰にあります当院にお任せください。腰痛治療で思ったような効果が出ない、他の病院に通おうか悩んでいる、という方も大歓迎です。坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、ぎっくり腰などの痛みも対応いたします。痛みの根本に働きかけ、的確な施術を行いますので、安心してお任せください。