むちうちの基礎知識
むちうちとは、交通事故などの衝撃により頭部が鞭の動きのように前後に過度にしなり、それが原因で首の組織に損傷が生じるために起こる症状です。実際のところむちうちは医学上の症状や病名ではなく、損傷の原因を表すものです。むちうちは診断書で、「外傷性頸部症候群」「頸椎捻挫」「頸部挫傷」などの診断名で呼ばれます。
具体的な症状
むちうちの具体的な症状は以下のものが挙げられます。
- 首や背中、肩周辺のコリや痛み
- 頭部、頸部の痺れ
- 手足の痺れや震え
- 自律神経症状
上記に加えて、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気・嘔吐などがむちうちの症状にはあります。しかしこれらの症状は衝撃の大きさや人によって異なります。
むちうちの恐ろしさ
むちうちの恐ろしさは何と言っても発見が遅れやすい点にあります。むちうちは事故直後に痛みや違和感が出る場合とそうでない場合があります。つまり事故後、数時間あるいは数日経ってから何かしらの症状が現れることもあるのです。
時間差があるため、事故によるむちうちの症状とは判断せずに放置する方もいらっしゃいますが、
症状を放置してしまうとその後何年も痛みや違和感に悩まされることも考えられます。
そのため、交通事故に遭った際は「ケガをしていないから大丈夫」と考えずに早めに交通事故治療を受けるようにしましょう。
また首には私たち人間にとって重要な役割を持つ神経が数多く通っていますので、骨折や打撲、脱臼といった目立った外傷がなくてもしっかり診察を受けることが大切です。
私鉄相鉄線鶴ヶ峰駅から徒歩7分の場所にある当院では、交通事故によるむちうちに対しての施術を行っています。交通事故に遭った際は早期の施術が大切ですので、交通事故に遭った際は早めに当院に足をお運びください。また当院では、病院や他の施術院で交通事故治療を受けても改善が見られなかったという方の施術もしっかりと行います。